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うなぎに含まれる栄養とカロリー

2023.03.02

うなぎはビタミンが豊富でとても栄養価の高い、優れた健康食品です。

魚肉特有の良質なたんぱく質に加えて、一般的に魚肉類に不足がちなビタミン群もたっぷりと含まれているのです。うなぎにはビタミンA、ビタミンB1・B2、ビタミンD、ビタミンEが豊富で、ミネラルでも亜鉛、カルシウムが豊富、さらに脂質の部分にはDHA、EPAも豊富に含まれていて、うなぎの体の表面のぬるぬるした部分にはムチンという胃腸の粘膜を保護する成分が含まれている、どこを取っても「最高の健康食」であり、「究極の美容食」なのです。

土用の丑の日からも、うなぎはスタミナがつく食べ物という印象があると思いますが、それは栄養が豊富だからなのです。
そして、それは日本では奈良時代には知られていました。

また、うなぎはカロリーが高いという印象がありますが、実はうなぎはとってもヘルシー。うなぎに含まれている脂肪の量は100g中で約24gと高めではあります。しかし、この脂肪は、魚類特有の「不飽和脂肪酸」と呼ばれる、コレステロールを抑制してくれる働きのある脂肪分なのです。また、その他にも中性脂肪等も抑制する成分も含まれているので、数値ほどのカロリーは無いのです。 ちなみに、うな丼のカロリーは約500kcalですが、天丼は約650kcal、親子丼は約670kcalと他のどんぶりに比べてもカロリーが低めです。

うなぎはその栄養素から、夏バテ解消の疲労回復以外にも、さまざまな形で身体の健康をサポートします。しかも低カロリーですので、うなぎは身体とっては実に理想的な健康食と言えるでしょう。